日進香久山土地土地区画整理事業 令和2年度 2号調整池築造工事

調整池工の逆L型擁壁の施工時期が8月~9月であり、日平均気温が25℃を超える気象条件での施工が想定された為、品質管理において、暑中コンクリートの施工を特に注意し火気対策を実施しました。

①気温が高く、直射日光を受けた場合。型枠内が高温となり、乾燥することで、コンクリートの品質を低下させる恐れがあり
コンクリート打設前に散水行い、型枠や鉄筋の温度低下をさせ直射日光による温度上昇や乾燥防止を行った。

②気温が高い場合、コンクリート温度が上昇しコールドジョイントの発生が懸念し、コンクリートの運搬経路や運搬時間を考慮して
事前に打設計画書を作成し練り混ぜ開始から打ち終わりまでの時間が1時間以内になるように打設を行った。

③構造物の表面積が大きいため、打設後、表面の水分が急激に蒸発し、乾燥による初期ひび割れの発生が想定し、打設後の養生
方法として農業用散水ホースを用いて24時間散水を行い、その後5日間湿潤状態を保つように施工した。

案件名 日進香久山土地土地区画整理事業 令和2年度 2号調整池築造工事
発注者 日進香久山西部土地区画整理組合
設計・監理 土工 掘削工・土砂運搬 工23200㎥
擁壁工 逆L型擁壁工 220m
付帯工 中層混合処理工 156 本
    池底コンクリート工 2190㎡
管理用施設工 ネットフェンス工 160m
県道試掘工 試掘工 1式
雨水排水工 HPφ700・900・1000 64.2m
伐採・草刈工 伐採・草刈 1式
雑工 迂回路・仮排水設置 1式
工期(もしくは竣工) 令和4年3月11日

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